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    ■■■ 肌の構造 ■■■ 




1.肌の表面

肌の表面には無数の細かいくぼみと丘になっている部分があり、それを皮溝、皮丘と呼びます。
皮溝が交差しているところに毛孔が存在し、皮丘中央には汗の出口である汗孔があります。

2.肌の構造

皮膚表面から深部へ向かって、表皮、真皮、皮下組織に分かれています。
皮膚の厚さは表皮と真皮をあわせて、平均1.4ミリで、そのうち表皮は0.2ミリです。
この0.2~1.4ミリの状態で肌の美しさは決まるのです。

表皮

 表皮は4つの層からなり、下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層にわけられる。最下層の基底層で細胞分裂が行われ、ここで増えた細胞がしだいに形と性質を変えながら上方へ向い最上層に達したときに角質(ケラチン)になります。ここまでの周期は28日で角質は表面から垢として少しずつ脱落してゆきます。



(1) 基底層
新生細胞が生まれるのがこの層です。
表皮の最下部にあり、真皮に接触している部分は波形で毛細血管から栄養をとり入れています。
皮膚の色素であるメラニンをつくる色素形成細胞(メラノサイト)も、この基底層の間に点在します。素肌の美しさに最も関係の深いところです。

(2) 有棘層
表皮の大部分を占めており細胞間をリンパ液が流れています。
主に表皮細胞の栄養補給の層です。

(3) 顆粒層
細胞内にはケラトヒアリンという水晶体のような物質が存在していて紫外線を乱射、屈折し、内部を守る働きをしています。

(4) 透明層
手のひら、足のうらなど皮膚の厚いところだけにある特殊層です。

(5) 角質層
核を失った細胞が角片となり、密に重なり合ってとても丈夫な層になっています。
肌の美しさを保つためには、この角質片が適度な厚さを保ち水分と脂分を含んでいることが大切です。
角化作用を行うのが特徴で、絶えず新陳代謝を繰り返しています。

 ※ワンポイントアドバイス
角質層は軟ケラチンと呼ばれるタンパク質からできています。
約12~21%の水分を含み、水々しさが保たれている時、雑菌などの侵入を防ぎ、また内部の表皮細胞の活性化を助ける等、大切な役割を果たすのです。この水分は不感知性発刊による水分やNMF(天然保湿因子)の働きに因るものです。このNMFは水に溶けやすい性質があり、強力な洗浄力を持つ洗剤を使用した時、角質の成分と同時に失われてゆきます。

真皮

 表皮の下にある層で膠原線維(コラーゲン)、弾力繊維(エラスチン)と細胞間物質から構成されていて肌の張り、弾力に関係する最も重要な層です。また、毛細血管、リンパ管、神経などがあり、肌の老化はこの層から始まるといわれています。

皮下組織

 真皮と筋肉・骨との間にある部分で、脂肪を含んでいます。
エネルギーを蓄える働きがあり、熱の透過を防ぐ等、外部の刺激から内部を守るクッションの役割をしています。

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